地震からひと月 2018.10.06
地震からひと月が経ちました。札幌で初めて感じる大きな揺れでした。まだ余震は続いていますが、徐々に日常に戻りつつあるように感じます。しかし厚真町などまだ日常に戻れない地域もあり、そこに暮らしている方たちもいます。地震から10日後に支援物資を積んで車で行ってきましたが、まず道路を直さないと十分な受け入れもできないということで、急ピッチで崩れた道路を修復していました。多くのボランティアの方が行き交っており、自衛隊の方がテントを張って炊き出しをしていました。頭の下がる思いでした。と同時に、今、自分にできることをしようという思いを強くして帰ってきました。
幸い、診療所の建物には大きな被害はなく、停電で地震当日は休診しましたが、翌日には電気が復旧し、診療体制をとることができました。この地震で亡くなられた方もいます。被災して大変な思いをされた方もいます。復旧のために夜通しがんばってくれた方もいます。私たちは今まで通り診療できることに感謝して、しっかりと地域の方のために歯科医療で力を尽くしたいと思います。
院長 渡邊岳彰